事業案内 / 自動化設備・省力化機械分野
切断技術
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多様な難切断材料の切断に対応
ぺんてるでは、シャープペンシルの芯(硬くて脆い)やサインペンのペン先(インクを浸み込ませる綿芯-柔らかくて切りづらい)など非常に幅広い材料の切断を手掛けてきました。このような切断技術を樹脂レンズゲートカット装置など、高精度な切断装置に応用し、多分野に展開しています。
サインペン ペン先(綿芯)切断装置
サインペン ペン先
サインペン ペン先 切断前材料
用途
綿芯(材質:紙、切断方式:丸カッター)、フープ材で供給された端子部品(材質:鉄、切断方式:プレス切断)、
樹脂ゲートカット(材質:エンプラ、切断方式:サーボ駆動の刃)、シリコンレンズゲートカット(材質:シリコン、切断方式:サーボ駆動の刃)、アルミフィルム(材質:アルミ、カッターによる押切り)など。
高度な切断技術
樹脂レンズのゲートカットは、カットによる残留応力による製品の歪みや、カット速度や刃温度などによる破断などが生じやすく、正常な切断が困難な工程です。本装置はサーボモーター、ヒートカット、刃物の独自技術を組み合わせ、高速切断・高品質・高い繰返し精度を実現します。
対応樹脂レンズ:Φ3~Φ10、材質:ポリカーボネート、光学用樹脂。
数多くの切断方式
- 自社製作のカッターによる押切り
- 丸カッターによる高速回転切断
- プレス型によるフープ材のキャリアの切断
- 各種プレス機(9,000N~50kN程度)を用いた切断
- 各種ゲートカットのための市販のエアニッパーによる切断
- ヒートカットやカットの動きをサーボにより制御する特殊切断
切断実績のある材料
- シャープペンシルの芯(カーボン)
- 綿芯(紙)
- 端子部品(鉄)
- 樹脂ゲート(エンプラ)
- 樹脂レンズ(ポリカーボネート、光学用樹脂)
- アルミフィルム(アルミ)
替え芯「Ain STEIN」
応用製品:多機能ゲートカット装置
ぺんてるの切断技術を応用した樹脂レンズゲートカット装置。樹脂レンズを成形機から取出し、ゲートカット、トレイへのパレタイジング、ランナー排出までの全工程を自動化しています。
用途
樹脂レンズ、各種成形品など。
多機能ゲートカット装置
産業用ロボットメーカーとしての技術を駆使し、成形品の取出し、クーリング部への移載、成形品のゲートカットユニットへの移載、レンズの取出し、パレタイズとロボット1台でさまざまな機能を代行し、かつ40秒/1サイクルの高速サイクル(Max.30秒/サイクル)を実現しています。
ゲートカットユニット
樹脂成型品のゲートカット用のサーボ式ヒートカットユニットです。刃の切断制御にサーボモーターを採用することで、微妙な切断制御を可能とし、さらに刃の温度を200℃まで昇温可能とすることで様々な難切断樹脂のゲートカットを可能にしています。また、ゲートカットに要求される刃の微妙な位置調整にはマイクロメーターを使用した機構を採用し、使いやすい構造になっています。
基本仕様
サイクル時間 | 40sec/1サイクル(8個取金型の場合)MAX 30sec/1サイクル |
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成形品取出し部 | 6軸垂直多間節型ロボット(各社成形機に対応します) |
クーリング部 | 6ステーション/約4分(標準) |
ゲートカット部 |
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成形品収納部 | ダイレクトドライブ反転テーブル方式(標準タイプ)(キャビティ毎にトレイへ整列) |
電源 | AC200V±10% |
空圧源 | 0.49MPa 以上 |
ぺんてるの工場見学
ぺんてるのさまざまな独自技術はここで生まれます。