事業案内 / 自動化設備・省力化機械分野
検査技術
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「品質のぺんてる」の根幹を支える多彩な検査技術
ぺんてるは自社製品の全数検査を実施するなど、万全な品質保証体制を構築。「品質のぺんてる」の根幹を支えているのは、これまで培ってきたさまざまな検査技術の蓄積です。ぺんてるではお客様に提供する製品に対しても、これらの技術を活用し、品質・信頼性を保証しています。
用途
自動車部品、医療用部品、電子部品など。
画像検査
ぺんてる画像処理システム「P-Vision」はぺんてるが独自に開発した画期的なシステムです。
画像処理ライブラリはCOGNEX社VisionPro®を採用し、高機能・高信頼性の確保はもちろん、導入後の変更などにも柔軟に対応します。
また、他社の様々な画像検査を使用した実績も豊富で、メーカーそれぞれの得意分野を考慮した総合的な提案も可能です。
筆記検査(茨城工場)
ぺんてるはイメージセンサを使用し、1970年代に他社に先駆けてこの工程の自動化に成功しました。この検査方式は現在も画像処理技術により更なる進化を続けています。
検査対象:ボールペンの筆記線
検査基準:筆記線を約120mm検査し、線の途切れ、線幅の規格外、線の中抜けがないこと
検査能力:毎分80-60本
クレヨン色軸検査
箱に入った多色のクレヨンは色ごとに正しい位置が決められています。ぺんてるでは、カラーカメラによる画像処理を活用した色識別技術により、クレヨンの正確な位置への箱詰めの自動化を実現しています。
検査対象:クレヨンの色
検査基準:ケース内の色別の位置が正しいかを確認
穂先バリ検査・除去
筆ペンの穂先には、時々余分な毛(穂先バリ)が残ることがあります。そのため検査工程では穂先バリのカットが必要で、従来は熟練工のノウハウに依存していました。ぺんてるではこの熟練工の作業を自動化する検査技術を確立しています。
検査対象:筆ペンの穂先
検査基準:熟練工のノウハウ
切断方式:専用ハサミを上下動させ切断位置にて切断
ぺんてるの工場見学
ぺんてるのさまざまな独自技術はここで生まれます。
リーク検査
インクを容器に入れることが多い文具では、容器の漏れは絶対にあってはなりません。ぺんてるでは、各検査機メーカーのリークテスタを組込んだシステムや、独自設計の回路を用いたシステムによる全数検査の工程に多数の実績があります。
検査実績
試薬容器、自動車用ウォッシャノズル、自動車用センサー、絵の具容器
圧力計法リーク検査
被検査物に空気圧(正圧)を印加し、その後弁で封止した後の洩れによる時間的圧力降下を圧力センサーにて検知する方法です。
差圧計法リーク検査
被検査物及びマスターへ同時に空気圧(正圧)を印加後、洩れによるワーク内の圧力変化をマスター内の圧力との差として差圧センサーで検知する方法です。
絶縁検査・抵抗検査・インダクタンス検査
主にコネクタや電線などで断線・絶縁・接触不良などを検出する検査方式で、近年では複雑な部品が多いため、品質を保証する工程として必須となっています。 ぺんてるでは、インサート成形システムや、電線とコネクタのアッシー後の検査にこの方式を多く採用しています。
検査実績
自動車電装部品のコネクタ、自動車電装部品のコネクタとケーブルのアッシー品